筋トレ大好き漫画家のふっくらボリサットです。
今回はLINEの動くスタンプ「アニメーションスタンプ」を作って、実際に売ってみようと思います!
目次
以前、「超絶簡単にアニメーションをつくる方法」について記事を書きました。
作るだけでも楽しいけど!
作品は、売れて誰かが使ってくれた時が最高に嬉しい&楽しい!
というわけで、私も今回が初挑戦なんだけど、
アニメーションスタンプをLINEで売る方法や、申請の仕方なんかを伝えつつ、
実際に売上を上げるところまでをリアルにレビューします!
アニメーションスタンプを作って売るまでの大まかな手順
まず、大まかな手順をまとめてみた。
- LINEのアニメーションスタンプの規格を確認する
- アニメーションを自作するためのツールを揃える
- アニメーションを自作する
- 販売の申請する
→動くLINEスタンプとして販売開始!(GOAL)
主に4ステップです。③さえクリアすればあとは楽。
既に手書きアニメーションの完成したデータを持っている人も、
LINEのルール(APNGファイル形式で横320ピクセル×縦270ピクセル)に沿ってデータを調整しないといけないので、①も大事!
一つずつ徹底解説していくぜ〜。
LINEのアニメーションスタンプの規格を確認(APNGファイルでスタンプ作る)
まず、LINEに提出するデータは3種類あって、
- メイン画像
- アニメーションスタンプ画像
- トークルームタブ画像
の3つ。②がメインのアニメーションスタンプで、最低8個つくらないといけない。もっと作れる人は、16個か24個とルールが決まってます。
①と③は、②を作ってるうちに、「あ、これメインで使おう」「この変顔をタブ画像にしよう」みたいな感じで自然に出来てくると思うので、②の制作に集中すりゃOK!!
下記の表に、アニメーションスタンプの規格をまとめたので、確認よろしくです!
(LINEの公式ページから情報を引用させていただきました。)
LINEアニメーションスタンプ用の画像ファイルの規格
必要数 | サイズ(pixel) | ファイル形式 | |
---|---|---|---|
メイン画像 | 1個 | よこ240px × たて240px | .png(APNG) |
アニメーションスタンプ画像(選択式) | 8個/16個/24個 | W320 x H270(最大) | .png(APNG) |
トークルームタブ画像 | 1個 | よこ96px × たて74px | .png |
カラーモードや背景透過について
- カラーモードはRGB
- 画像サイズは幅320×高さ270px以内(幅、高さのどちらかが270px以上あれば、横長や縦長の画像の制作も可能)
- 背景は透過
- アニメーションのない余白部分は削除
- APNGファイルの最初のフレーム画像がLINE STOREまたはスタンプショップの販売時や静止時に表示される
再生時間(1つのAPNGファイルあたり)
- 最大再生時間は4秒
- 最大フレーム(コマ)数は5〜20フレーム
- 1〜4回ループ可能(再生時間4秒を超えない範囲内)
フレームとはなんぞや?
フレームというのは、1秒間の中で何枚の絵が入るか、という意味です。
LINEの規定は5〜20フレームなので、1秒間に最低5枚のイラストを描く必要があります。
何フレームがいいの?って話なんだけど、
- パラパラ漫画風にしたい人はフレーム数低めでOK。5フレームでも普通にアニメーションしてくれます。
- ぬるぬる動くハイクオリティなアニメにしたい人はフレーム数を多めで行きましょう。
10〜20フレームで。描く枚数が増えるので大変だけど、見応えがあるものになります。
以下、同じアニメでフレーム数別に動きを比較してる動画です。それぞれ異なる魅力があるので、好きなフレーム数を選ぼう!
データ容量(1つのAPNGファイルあたり)
- 300KB以下
アニメーションを自作する
うぃー。次はいよいよアニメを自作するステップ!
無料で使えるツールとアプリを紹介します。
これについては、以前描いた記事にまとまってて、よく読まれてるので、
以下の記事を参考にしてくれい!
これを読めば以下のようなアニメーションが簡単につくれるはずじゃ。
やったー!動いた!動いたぞ!スクワットしてるぞ! pic.twitter.com/O1WJUv7AF7
— ふっくらボリサットはデュアルライフ漫画家🇯🇵🇹🇭 (@fukkurabo) January 27, 2017
- APNGファイル形式で横320ピクセル×縦270ピクセル
- 8個か、16個か、24個のどれか
アニメ用画像素材をAPNGファイルへ変換する方法
無料のツール「アニメ画像に変換する君」を使用して、アニメ用に描いた画像ファイルをAPNGファイルに変換します。
LINEアニメーションスタンプ申請
うぃーうぃー。みんなアニメーション作れたかな?きっと大変だったよね。
もう少しで販売開始して富豪になれるから頑張ろうや。
次は申請です。
LINE Creators Marketでユーザー登録する
LINE Creators Market にアクセスして、「登録はこちら」からユーザー登録します。

LINE Creators Marketのマイページから申請開始
ユーザー登録が終わったら、LINE Creators Market の右上のボタンの「マイページ」を押し、
画面左上の緑のボタン「新規登録」を押します。
あとは、普通のLINEスタンプの申請と同じ手順です。
アニメーションスタンプの説明文とか、テキストの設定にもルールがあり、以下に則ってテキストを用意しましょう。
アニメーションスタンプ用のテキスト
クリエイター名 | スタンプタイトル | スタンプ説明文 | コピーライト |
---|---|---|---|
50文字以内 | 40文字以内 | 160文字以内 | 50文字以内 (英数字のみ) |
- 全角文字は2文字でカウントされます。絵文字は使えません。
以上です。
あとは申請して、色々とLINEの運営からデータの修正依頼が来ると思います。
いわゆるリジェクトというやつです。
LINEの審査は一発で通ることの方が珍しいので、めげずにリジェクトの理由をよく読んで、
一つ一つ対処しましょう!
私もリジェクトされた!(対処中)
私も現在、リアルタイムでアニメーションスタンプの審査中です。やっぱりリジェクトをくらいまして、以下の条件を再確認してくださいとのこと。
- 1ファイル300KB以下
- ループ数を1-4回以内に設定
- フレーム数は5-20フレーム
- 再生時間は1秒、2秒、3秒、4秒のいずれか
うーんやっぱり画像データ自体の問題ですね。
逆に、絵の内容に対するダメ出しじゃないので、
描き直す必要はなさそう!
みなさんも、LINEのスタンプ審査基準を再確認してから申請しましょう!
公式が発表している「NGなスタンプ」を以下に共有します。
1.画像(スタンプ画像、メイン画像、トークルームタブ画像)1.1.LINEが定めるフォーマットに合致しないもの1.2.会話、コミュニケーションに適していないもの1.3.視認性が悪いもの(例:横長な画像や、8頭身キャラクターの全身など)1.4.スタンプ全体のバランスを著しく欠いているもの(例:淡色ばかりのもの、単なる数字の羅列など)1.5.ロゴのみのもの1.6.単純なテキストのみの画像1.7.スタンプ内の文字に誤りがあるもの1.8.説明文、タイトルと矛盾しているもの1.9.販売するスタンプの画像と著しく異なるメイン画像、タブ画像1.10. 既にスタンプショップで販売または審査されているスタンプの複製
アニメーションスタンプまとめ
以上、自作の手書きアニメを作ってLINEで売ってみるところまでを解説してみました!
「ここが分からない!」とか疑問点があればコメントください。
ではみなさん、良きクリエイターライフを!
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