みなさんどうも。漫画家ふっくらボリサット(以下ふっくら)の夫のサミ太郎です。ふっくらと一緒に「プロ夫婦」を名乗っているタイ在住アラサー男子です。
さてさて、ふっくらがサイゾーウーマンさんで連載してる「ふっくらタイ移住の第1章まとめ読み」が昨日9/21に公開されました!
僕がタイに移住するきっかけになった東日本大震災とブラック企業の実話が描かれてます。(まだ読んでない人はぜひ読んでみてほしいです)

ふっくらタイ移住第1章から一部抜粋
でね、漫画を読んでブログに来てくれた方のためにも、
タイに移住しようと思ったきっかけとか葛藤とか、
漫画には描かれきれなかったことをブログで伝えられたらと思います。
目次
タイに移住しようと思った理由
タイに移住しようと思ったきっかけはいくつかあります。
東日本大震災の時、このまま人生終わりたくねぇって切実に思った
みなさん、東日本大震災の時、どこで何をしていましたか?僕は漫画にもある通り、ブラック企業で働いててイベントにスタッフとして駆り出されてました。
東日本大震災の本震が来た時、舞台上の照明が割れてステージにガラスの破片が降り注いで速攻で避難して、「イベントは中止だなこりゃ」って思ってたんだけど、社長が「いや、やる。絶対に、やる」って言って、余震が続く中、別の場所でイベントを無理やりやったんですよね。

本当に生きた心地がしなくて「このまま死んだら化けるな」と思ったけど、僕は「帰ります」って言えなかった。チーム全体が「大変な時だけど頑張ってイベントを成功させよう!」みたいな雰囲気になってて、他のスタッフも誰一人として帰宅しなかった。みんな、そのイベントが好きだったんですね。
そして、僕は絶対来ないと思ってたお客さんが、4人来た。(300人中、4人)その方々もイベントがどうしても観たかったらしく、交通網が麻痺してるなか会場にたどり着いたとのこと。僕はそのイベントのジャンルがまったく好みじゃなかったので、「そこまでして観たいんかい…」と純粋に驚きました。その4人のためにイベントを敢行して打ち上げで盛り上がるスタッフと決定的な温度差を感じました。同じ日本人同士なのにカルチャーショックでした。むしろ、命を賭けてもやりたいことがあるスタッフや社長に嫉妬に近い感情すら覚えたよ…。
イベントが終わったその夜、僕はこう思いました。
- 人はいつ死ぬか分からない(どんなに若くても死ぬ時は死ぬ)
- 他人の人生に巻き込まれて死ぬのだけは嫌だ(この会社は絶対に辞めよう)
- 逆に他人を巻き込む社長はある意味ですごい(巻き込まれるより巻き込む側になろう)
- 命を賭けられる大好きなものに出会おう(好きなことを仕事にしよう)

退職、転職、タイへ
震災によって考え方が変わった僕は、少しでも好きなことを仕事にしよう!と思い、退職してネットで職探しをしました。
すると求人の中に「勤務地バンコク」っていうのを見つけて、「タイ、いいな!」「死ぬ前に海外で働くって希望も叶えたい」と思って、軽い気持ちで面接受けたらすんなり受かったので、タイで仕事することに。
(タイで日本人の求人はたくさんあるし、タイ語・英語が話せなくても問題ないポジションも結構多い)

その後、タイに移住してどうなったか
というわけでタイで働くことになるんですが、ここまでが「ふっくらタイ移住第1章」で描かれている実話です。
その後、タイでまた大きな出来事があるのですが、それはふっくらが漫画でお伝えするので「ふっくらタイ移住」をこれからもよろしくお願いします!
おまけ:妻がタイで漫画家やりながら参考になったフリーランス本
ベルリン在住イラストレーターの高田ゲンキさんが書いた「フリーランスで行こう!」って本が話題なんですが、さっそく妻と読んでみたところ、会社に頼らずフリーとして生活を成り立てていくヒントがたくさん書かれてて超参考になりました。
感想レビュー記事を妻・ふっくらが書いたので、以下の記事も読んでみて〜!

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